野々市市議会 2022-09-14 09月14日-03号
野々市には富樫館跡や布市神社など、富樫氏に関わる文化財が数多く残っています。 一方で、隣接する金沢市にも富樫氏の居城として名高い高尾城跡などがあります。 このように、各地に残る富樫氏の歴史遺産をより多くの人たちに知っていただくためにも、自治体の枠を超えた連携を深めて、歴史遺産を生かしたまちの魅力の向上に取り組んでいくべきではと考えますが、市長の御見解を伺いたいと思います。
野々市には富樫館跡や布市神社など、富樫氏に関わる文化財が数多く残っています。 一方で、隣接する金沢市にも富樫氏の居城として名高い高尾城跡などがあります。 このように、各地に残る富樫氏の歴史遺産をより多くの人たちに知っていただくためにも、自治体の枠を超えた連携を深めて、歴史遺産を生かしたまちの魅力の向上に取り組んでいくべきではと考えますが、市長の御見解を伺いたいと思います。
本市においても、歴史ロマンでは御経塚遺跡、末松廃寺跡、歴史スポットでは富樫館跡の石碑、喜多家住宅、旧魚住家住宅を中心とした旧北国街道まち歩き、野々市中央公園内に位置するののいち椿館では、日本種、外国種を含め約300品種、約700本の中から厳選された椿の展示品があり、全国のツバキ愛好家の皆さんが一度は育ててみたい、咲かせてみたいといった、どれも親しみやすい観賞価値のあるツバキを楽しむことができます。
これまでも、石川中央都市圏連携事業の中で、富樫氏と一向一揆の史跡探訪マップの発行、富樫館跡出土品を展示する考古資料巡回展の開催、これは平成31年3月から令和2年3月まで開催の予定であります。さらには、石川中央都市圏内の一向一揆関連史跡探訪会を開催するなど、さまざまな顕彰事業をこの金沢市という自治体の枠を超えて行ってきているところであります。
末松廃寺跡や富樫館跡などに関する説明資料が掲載をされておりますが、今後さらなる資料内容の充実を期待いたします。 本市では中央地区整備事業が完了し、にぎわいの創出に取り組まなくてはなりません。その一つの観点として、観光やまち歩きということに関して、ICTの利活用を推進すべきではないでしょうか。
以前、住吉町にある守護所富樫館跡をどうするのか聞いたことがありますが、市の指定文化財に指定されました。また、本年3月には富樫物語の『八曜の剣』が発行され、大変うれしく思っております。 富樫氏を活かしたまちづくり、まだ十分に検討する時間は残されているかと思います。絶好の機会。今しなかったらできないと思います。この事業が実現されることを心から期待します。
野々市市の観光ガイドについてですが、野々市市の観光マップに御経塚遺跡、末松廃寺、喜多記念館、郷土資料館、富樫像、布市神社、富樫館跡、ふるさと歴史館の8カ所が紹介されております。
縄文時代に始まり、縄文の御経塚遺跡、白鳳創建、天平の文化を伝える末松廃寺、中世の加賀を代表する守護所富樫館跡、この地に残された遺物に語りかければ悠久のロマンが見えてきます。ふるさとは宝の山に囲まれています。
文化の振興につきましては、先人が残した歴史的遺産や伝統文化の継承に配慮し、富樫館跡の保存整備を行うとともに、幅広い町民参加による文化活動の推進に努めるところであります。 交流事業につきましては、日中教育交流、姉妹都市ギズボーン市の学生友好使節団の受け入れなど、引き続き友好親善を深めていきたいと思っているところであります。